誰でもわかる経営学 お店大丈夫?経営者必見シリーズ

自分のお店は大丈夫なの?数値で見ていきましょうという内容です

自分の会社は 効率良くもうかっているか?
それは どれくらいの安全性を持っているかを見る数値的判断の仕方
1.収益性分析
2.安全性分析
3.効率性分析


まず この分析により数値化します(具体的な方法は 別途記載)
数値化したものを 
①過去と比べてください(例えば コロナ禍の前と後や去年と今年など)
②ライバル店や企業と比べてください(真似したい会社やお店があれば そこの会社やお店と比べてください)
③業界全般と比べてください(業界全般はアバウトな見方となりますので 悪い箇所をピックアップしてください)

これらを見比べて 何がどうかわったのか?ライバル店と比べて何が違うのか?(ここがわかればここのお店の強みにもなります)
さまざまな角度で検証して課題や問題点を見つけてください
最後に 改善点を考えてください。

1.収益性分析
ここを見るには損益計算書が必要です
損益計算書は 1年間の成績書みたいなものです
ポイントは3点
①売上高総利益率
売上高営業利益率  ←1番重要!
売上高経常利益率
どれも 数値が高い程良いと思います

①売上高総利益率とは?
売上金額に対して 原価を差し引いた後 どの位残ったかを見ます
例えば 物を仕入れて販売した時の販売価格ー仕入れ価格となります
売上高総利益率=(売上価格ー仕入れ価格)/ 売上高*100

売上高営業利益率とは?
売上金額に対して 仕入れ価格や人件費等を差し引いた額が営業利益となります。いわば、 本業でどれ位稼げているかを見る指標なので1番重要です
自分の商売は何なんだ!と原点に戻り現状が見れます
売上高営業利益率=(売上高‐仕入れ価格‐販売費等)/売上高*100

売上高経常利益率とは?
 上記の本業で稼いだ金額に更に 本業以外で稼いだ金額や損失した金額を組み込んだものです(例えばラーメン店のオーナーならば ラーメン店以外の商売コンサルタントなど違う商売や不動産投資など)
ここは あえて余り詳しく書きません
なぜなら 本業で成功をしてほしいからです

まとめ:
今回は 経営分析シリーズとして自分の会社やお店は大丈夫なのかという視点で数値分析をする方法を書きました。
1.収益性分析 2.安全性分析 3.効率性分析
この3点を数値化して 比較して問題点と課題の発見改善に努めてください

次に その分析の1つである収益性分析(1年間の成績書)について書きました。各数値化方法はありますが 1番大事なのは 本業でもうかっているか?を見る売上高営業利益率です。

最後まで お読みになって頂きありがとうございました。

次回は 経営は安全なのかについて書かせてもらいます。